日本酒アドベントカレンダー 5日目 大信州 以和為貴【長野県/大信州酒造】

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5日目にご紹介するのは、長野県の松本市に本社(貯蔵蔵)、長野市豊野に製造蔵をおく、酒蔵、大信州酒造さん。

長野の雄大な自然に囲まれた場所で米、水、人との調和を大切にしてお酒を醸しています。中でも今回ご紹介する以和為貴(和を以て貴しと為す)は、大信州酒造さんがつくる最高レベルの大吟醸。

キリリと冷えたこちらのお酒をひとくち飲めば、口の中に気品に満ちた香りが滑らかに広がっていき、一瞬ベルベットのような手触りを彷彿とさせるほど柔らかいウマミが舌全体を包んでいきます。しかしながら、飲み干したあとの爽やかさたるや、竹を割ったような潔いキレ。

まさに、このお酒ならではの柔と剛の二律背反を感じながら、その間からしずくのように染み出してくる酒のウマミや甘み、高貴な香りを感じることができます。

こちらも特別な時に、特別な仲間と味わいたい、そんな日本酒の1つです。

お酒の情報
銘柄名:大信州 以和為貴(だいしんちゅう わをもってたっとしとなす)
酒蔵:大信州酒造(長野県松本市)
原料米:山田錦
精米歩合:35%